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【malunggay report3】埼玉県産モリンガ入り食パンに関する内容を日本食品科学工学会第71回(名古屋)で発表!

2024年8月29日〜31日に開催された日本食品科学工学会第71回(名古屋)にて、「地域別モリンガ食パンに含まれる成分と膨化および抗酸化の関係」について発表(台風10号の影響により開催中止)。

発表を担ったのは、Ligare Sainokuni Moringa(LSM)*のメンバーである東洋大学大学院食環境科学研究科の黒須さん。

そのなかには、埼玉県産モリンガパウダーを使用した内容が含まれていました。

埼玉県産モリンガ入り食パンの特徴として、他の地域と比較して、緑色が濃いこと、食パンの抗酸化作用および抗酸化成分(ケルセチン-3-グルコシド:Q3G)が高いことなどが挙げられましたが、

食パンが膨化しない現象が見られたことから、今後は色や機能性を保ったまま、ふっくら美味しい食パンにできるよう、科学的観点から挑戦が続けられています。

*Ligare Sainokuni Moringa(LSM):埼玉県産モリンガが、人・物・思いをつなぎ、その絆を深める食材として発展できるように願って、チーム名として命名されました。

現在、LSMのメンバーは、基礎的な研究をはじめ、調理方法の開発などを行っています。

埼玉県産モリンガを活用した、今後の取組に注目!

通常の食パン(左)と埼玉県産モリンガを含有した食パン(右)