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ENTRY No. 0017世界が注目するスーパーフードモリンガ

PROFILE

合同会社「いろどり」代表 野島康子。
1947年 埼玉県川越市生まれ。狭山市の職員として幼児教育に従事。入曽幼稚園園長を定年退職後に夫が他界し、失意の中一念発起。「所沢グルメ王座決定戦」のポスターを目にし、里芋を使ったピザを創作し応募したところノミネートし、大好評を得る。翌年「地場産里芋ピザ」の商品化へ。所沢市ビジネスプランコンペで優秀賞を受賞。中小企業庁の「創業第二創業補助金」も採択され、事業をスタート。68歳にして合同会社「いろどり」を設立する。イベントにて里芋ピザの販売を行う傍ら、創業当初より野菜の粉末加工・乾燥加工の研究に没頭。地元の農家を支援すべく、規格外野菜の活用方法を提案。地場野菜を使ったジェラートなど、これまでに様々な加工食品を商品化。現在は、モリンガを使用した食品で世界中の子どもたちを笑顔にモットーに、モリンガの普及と研究開発に邁進中。

世界が注目するスーパーフードモリンガとの出会い

会社設立後とある勉強会でモリンガという植物の存在を知りました。調べてみると、南、東南アジアで昔から当たり前のように食べられており、その栄養価が高く評価されているが分かりました。この植物をもっと知りたいと思い、すぐに種を購入し畑で栽培をはじめました。知れば知るほどモリンガに魅了され、この植物をもっと世の中に広めること、そしてモリンガを使って子どもたちに喜ばれる食品、子供たちを元気にする、笑顔にする食品を作ることが私の目標になりました。

子供の未来に笑顔を

前職の幼稚園教諭時代からモットーとしている「子どもたちを笑顔に、元気に」、そして「地域の食材を大切に」という理念のもと、地域の農家さんの支援にもつながるよう規格外の地場野菜を積極的に活用し、子どもたちにも喜ばれるお菓子やジェラートを販売しています。その一方で、4年ほど前から、モリンガという植物の栽培と研究を行っています。スーパーフードとして注目されつつあるモリンガですが、日本ではまだ知名度が低いのが現状です。

今後の展望

クレオパトラも愛用していたほど歴史の古い植物、モリンガ。スーパーフードともいわれていますが、研究論文では厚生労働省が平成16年5月に「注意喚起」を出しています。その内容は、「妊娠しているラットに液体モリンガを与えたら流産した。」(関連大学の研究者の情報)とあります。そこで「埼玉県モリンガ協会」を設立し私は代表理事として、この論文の検証し、モリンガの普及を図るために専門分野の大学研究者等と共に研究の推進をしてまいります。そのかたわらクラウドファンディングを活用して、モリンガのロールケーキとシフォンケーキを開発販売することに成功しました。