SAINOKUNIBRAND
ENTRY No. 0023西川バウム合同会社
PROFILE
代表 浅見 有二さん
建築材の加工事業に長年従事した後、地元の有志と共に60歳で西川バウム合同会社を設立。木材産業の縮小が進む中で、「より多くの人に木の良さを知ってほしい。製材所をもっと楽しい場所にしたい。」という想いを胸に、木を活かし.木と活きる持続可能な活動「木活」や、レンタルベンチ「はしらベンチ」の普及などを通じて、人と自然を繋ぐ橋渡しの役割を果たしている。
歴史の深みが宿る 木の温もりを感じる作品
はしらベンチミニ
間伐材の有効利用と持続可能なサイクルをコンセプトに開発されたベンチは、塗装を施さずに木本来の手触りや香りを大切にしています。6ヶ月に1度、新しい木材に入れ替えることで、常に新鮮な香りや木の質感を楽しめるのも魅力の一つです。
環境に優しい循環利用
はしらベンチで使用した木材は、表面を削り、傷んだ部分を取り除くことで、新たな作品へと生まれ変わります。木の温もりや香りが安心感やリラックスをもたらしてくれ、縁側デッキやPC台、積み木など、心をほっこりと温めてくれる作品が揃っています。
新たな視点で拓く木材の可能性
西川バウム合同会社では「多くの人に木を知って欲しい」という想いから、「知る・使う・育てる」の木活サイクルを伝える出前授業や森の中の音楽会、ワークショップなど、さまざまな活動を行っています。一般の方々に「木を知ってもらう」きっかけとして始めた”はしらベンチ”のレンタルは、飯能市内だけでも100台以上が設置されており、防腐処理の塗装をせず、木本来の手触りや香りを楽しめると多くの方から好評を得ています。